帝国主義

幸徳秋水 著 ; 山泉進 校注

「帝国主義はいわゆる愛国心を経となし、いわゆる軍国主義を緯となして、もって織り成せるの政策にあらずや」。明治34年に刊行された本書で、幸徳秋水(1871‐1911)は帝国主義の本質を喝破。該博な知識を駆使し、レーニン、ホブスンに先駆けて複雑な帝国主義の構造をえぐり出した本書の先見性は、今なお光輝を失わない。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 緒言(帝国主義は燎原の火なり
  • 何の徳あり何の力ある ほか)
  • 第2章 愛国心を論ず(帝国主義者の喊声
  • 愛国心を経とし軍国主義を緯とす ほか)
  • 第3章 軍国主義を論ず(軍国主義の勢力
  • 軍備拡張の因由 ほか)
  • 第4章 帝国主義を論ず(野獣肉餌を求む
  • 領土の拡張 ほか)
  • 第5章 結論(新天地の経営
  • 二十世紀の危険 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 帝国主義
著作者等 山泉 進
幸徳 秋水
書名ヨミ テイコク シュギ
シリーズ名 岩波文庫
出版元 岩波書店
刊行年月 2004.6
ページ数 182, 3p
大きさ 15cm
ISBN 4003312511
NCID BA67411118
BN00934927
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20647132
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想