敗北を抱きしめて : 第二次大戦後の日本人  下

ジョン・ダワー 著 ; 三浦陽一, 高杉忠明, 田代泰子 訳

敗北を抱きしめながら、日本の民衆が「上からの革命」に力強く呼応したとき、改革はすでに腐蝕しはじめていた。身を寄せる天皇を固く抱擁し、憲法を骨抜きにし、戦後民主改革の巻き戻しに道をつけて、占領軍は去った。日米合作の「戦後」がここに始まる。敗北からの蘇りと簒奪された改革を壮大に描いた20世紀の叙事詩、完結。ピュリツッァー賞受賞。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第4部 さまざまな民主主義(くさびを打ち込む-天皇制民主主義(1)
  • 天から途中まで降りてくる-天皇制民主主義(2)
  • 責任を回避する-天皇制民主主義(3)
  • GHQが新しい国民憲章を起草する-憲法的民主主義(1)
  • 新たなタブーを取り締まる-検閲民主主義)
  • 第5部 さまざまな罪(勝者の裁き、敗者の裁き
  • 負けたとき、死者になんといえばいいのか?
  • 負けたとき、使者になんと言えばいいのか?)
  • 第6部 さまざまな再建(成長を設計する)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 敗北を抱きしめて : 第二次大戦後の日本人
著作者等 Dower, John W
三浦 陽一
田代 泰子
高杉 忠明
ダワー ジョン
書名ヨミ ハイボク オ ダキシメテ : ダイ ニジ タイセンゴ ノ ニホンジン
書名別名 Embracing defeat
巻冊次
出版元 岩波書店
刊行年月 2001.5
ページ数 498, 11p
大きさ 20cm
ISBN 4000244035
NCID BA51349886
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全国書誌番号
20190263
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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