ためらいの看護 : 臨床日誌から

西川勝 著

どう手を差し伸べれば、関わればよいのだろう。看護には揺るぎない根拠も、決まった方法もない。医療者・治療者である以前に、関係の当事者として、人に寄り添い、かすかな声や身じろぎの意味を聴き落とさぬよう、目的も方法も捨てて、「ためらい」つつ、傍らにいつづけること…。関わり合う現場で、ほかの誰でもない「その人」の生から学んだこと、そこにこそ、愛や人の尊厳について考えるヒントがあり、実践にホントウに役立つ指針、「そんなときの助け」がある。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 病の意味を見いだす(「信なき理解」から「ためらいの看護」へ
  • 食と生きざま
  • 生きる技術・生かす技術)
  • 2 パッチングケアの方へ(臨床看護の現場から
  • ケアの弾性-認知症老人ケアの視点)
  • 3 人に寄り添うということ(臨床テツガク講座
  • 隠すプライバシーで露わとなること
  • 鬱の攻撃性 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ためらいの看護 : 臨床日誌から
著作者等 西川 勝
書名ヨミ タメライ ノ カンゴ : リンショウ ニッシ カラ
出版元 岩波書店
刊行年月 2007.10
ページ数 209p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-00-023769-7
NCID BA83615742
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全国書誌番号
21327904
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言語 日本語
出版国 日本
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