岩波講座政治哲学  3

[小野紀明, 川崎修] [編集代表]

「近代」の意味が問い直されるなか、フランス革命の衝撃に始まり、資本主義の発展と国民国家の形成によって特徴づけられてきた一九世紀の理解も揺らいでいる。ベンサム、J・S・ミル、トクヴィルからアナーキズム、プラグマティズム、社会民主主義まで、個人と社会をめぐる多様な構想を位置づけ直し、その現代的射程を探る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 自由主義の多様性(ベンサム-功利主義における倫理と統治
  • ジョン・スチュアート・ミル-功利主義と代議制
  • コンスタン-立憲主義の基礎づけを求めて
  • トクヴィル-権威と自由をめぐる考察)
  • 2 社会思想の諸展開(プルードンとアナーキズム-"政治的なもの"と"社会的なもの"
  • ナショナリズム-国民国家とは何であったのか
  • ニーチェ-「神の死」以降の宗教と国家)
  • 3 新たなる紐帯の模索(プラグマティズム-習慣・経験・民主主義
  • 連帯の思想-福祉国家の哲学的基礎
  • 社会民主主義-J.A.ホブスンにおける社会主義と民主主義)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 岩波講座政治哲学
著作者等 堤林 剣
宇野 重規
小田川 大典
小畑 俊太郎
小野 紀明
川崎 修
杉田 孝夫
森 政稔
田中 拓道
鏑木 政彦
高山 裕二
山本 卓
書名ヨミ イワナミ コウザ セイジ テツガク
書名別名 近代の変容
巻冊次 3
出版元 岩波書店
刊行年月 2014.5
ページ数 245p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-00-011353-3
NCID BB15619190
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全国書誌番号
22427823
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言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
コンスタン 堤林剣
ジョン・スチュアート・ミル 小田川大典
トクヴィル 髙山裕二
ナショナリズム 杉田孝夫
ニーチェ 鏑木政彦
プラグマティズム 宇野重規
プルードンとアナーキズム 森政稔
ベンサム 小畑俊太郎
社会民主主義 山本卓
近代の変容 宇野重規
連帯の思想 田中拓道
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