高次元代数多様体論

川又雄二郎 著

本書の主目標は「代数多様体の標準環は有限生成である」という大きな定理の証明である。証明で用いられる極小モデル理論は、様々な国々に散らばった数多くの数学者たちが代数・幾何・解析の手法を総合し、近年になって大きなブレークスルーを生み出してきた。この三十数年間にわたる成果の集大成ともいえる書である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 境界付き代数多様体(Q‐因子とR‐因子
  • 有理写像と双有理写像
  • 標準因子 ほか)
  • 2 極小モデル・プログラム(固定点自由化定理
  • 固定点自由化定理の有効版
  • 有理性定理 ほか)
  • 3 有限生成定理(帰納法の設定
  • フリップ定理
  • 特殊終結定理 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 高次元代数多様体論
著作者等 川又 雄二郎
書名ヨミ コウジゲン ダイスウ タヨウタイロン
シリーズ名 岩波数学叢書 / 岩田覚, 斎藤毅, 坪井俊, 舟木直久 編集委員
出版元 岩波書店
刊行年月 2014.7
ページ数 304p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-00-007598-5
NCID BB16181095
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全国書誌番号
22452228
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言語 日本語
出版国 日本
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