金利・為替・株価の政治経済学

植草一秀 著

本書は、1985年以降におけるいわゆる「バブルの生成と崩壊」という金融市場激動の軌跡を金利・為替・株価の変動メカニズムの問題として捉え、変動の全体像を鮮やかに解明する。経済・金融変動の予見可能性を理論的に考察するとともに、経済現象を理解する上で、経済政策の決定にかかわるポリティカルな側面の考察が不可欠であることを具体的に論証。金融ビジネスの最前線にいる人々の知的かつ実践的な要請にも応える刺激的な「現実解明のための経済学」。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 バブルの物語(バブルの崩壊
  • 1985年から1990年の金融変動
  • 為替変動と過剰流動性
  • 金融変動解明への招待状)
  • 第2章 金利(金利とは何か
  • 景気と金利
  • 物価変動
  • 長短金利差の経済学
  • I‐Sバランスと金利
  • マネーサプライ
  • 短期金融市場の政治経済学
  • 金融政策論)
  • 第3章 為替(為替レートの基礎知識
  • 国際通貨制度の変遷
  • 1985年以降の為替相場
  • 為替市場の需給分析
  • 為替需給の決定要因
  • 為替市場の政治経済学)
  • 第4章 株価(株式とは何か
  • 株価の理論
  • 日本の株価変動
  • 資産価格と経済政策)
  • 第5章 1990年代の経済金融構造と日本の対応(金融ビジネスの地殻変動
  • 戦略的経済政策論)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 金利・為替・株価の政治経済学
著作者等 植草 一秀
書名ヨミ キンリ カワセ カブカ ノ セイジ ケイザイガク
シリーズ名 シリーズ現代の経済
出版元 岩波書店
刊行年月 1993.4
ページ数 271p
大きさ 20cm
ISBN 4000041738
NCID BN07981018
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全国書誌番号
93046106
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言語 日本語
出版国 日本
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