成田善弘 著
総合病院の中での精神科医の治療には、身体各位の医師とはまた違った身体への眼があるはずだ。身体医学が切り捨ててきた多くの要因をもう一度再統合することは可能だろうか。人間が精神であり身体である限り消滅することのない心身症という病いに対して、著者は心身症者をひとりの主体的人間として"了解"しようとする。患者への深い理解と、精神療法を中心とした治療の実践を通して、この、人間が人間であることのあかしとしての病いの本質に迫った心身症の「人間学」。
「BOOKデータベース」より
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