静かな大地 : 松浦武四郎とアイヌ民族

花崎皋平 著

松浦武四郎は、足かけ14年、6回にわたってアイヌモシリを踏破する。そこには、豊かな大地に生きる人びとの固有の文化がいきづいていた。アイヌ民族との出会いのドラマが『日誌』に記される。旅は人をつくり変える。対象と共苦する記録者の目と手は、武四郎にどのような変貌を余儀なくさせたか。著者自らその足跡を追い、現在のアイヌの人びとの姿を重ねつつ、残された厖大な記録を立体的に読む。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 静かなくに
  • 第1章 初めて蝦夷地へ
  • 第2章 西蝦夷地(日本海岸)の旅
  • 第3章 2度の樺太紀行とその間の江戸での活動
  • 第4章 『丁巳日誌』の世界
  • 第5章 クナシリ、エトロフ紀行とノッカマップの慰霊祭
  • 第6章 『戊午日誌』と道東の旅
  • 第7章 シャリ・アバシリの惨状
  • 第8章 モンベツからソウヤへ
  • 第9章 十勝・日高路
  • 第10章 『近世蝦夷人物誌』
  • 終章 歴史の視点を変える

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 静かな大地 : 松浦武四郎とアイヌ民族
著作者等 花崎 皋平
書名ヨミ シズカナ ダイチ
出版元 岩波書店
刊行年月 1988.9
ページ数 353p
大きさ 20cm
ISBN 4000026569
NCID BN02720899
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全国書誌番号
89004543
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言語 日本語
出版国 日本
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