毛沢東の朝鮮戦争 : 中国が鴨緑江を渡るまで

朱建栄 著

朝鮮戦争最大の謎である中国の参戦過程が初めて明らかにされる。中国は朝鮮半島の戦争前の状況をどう分析したか。戦争勃発後、特にトルーマン声明発表後、中国はどのように軍備を進め、金日成指導部にどう対応したのか。参戦の是非をめぐって行われた大論争の内容はいかなるものだったか。毛沢東はなぜ多数の反対者を説き伏せてまで参戦に踏み切ったのか。周恩来とスターリンの会談の内容、中ソ間の意見の相違など、秘密のベールに包まれている数々の事実が掘り起こされ、中国参戦が及ぼした戦後世界への影響について考察される。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 中国は開戦を予知していたか
  • 第2章 アメリカの介入に対する分析
  • 第3章 東北辺防軍の創設と召集
  • 第4章 対ベトナム・台湾の戦略調整
  • 第5章 高崗と林彪の異議申し立て
  • 第6章 「弓につがえられた矢」
  • 第7章 大論争
  • 第8章 出兵と中止の狭間で
  • 第9章 周恩来の秘密訪ソ
  • 第10章 鴨緑江の彼方へ
  • 第11章 40年後の回顧

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 毛沢東の朝鮮戦争 : 中国が鴨緑江を渡るまで
著作者等 朱 建栄
書名ヨミ モウ タクトウ ノ チョウセン センソウ
出版元 岩波書店
刊行年月 1991.11
ページ数 362, 5p
大きさ 19cm
ISBN 4000022865
NCID BN06974731
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全国書誌番号
92015747
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言語 日本語
出版国 日本
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