文化人類学の視角

山口昌男 著

西欧的知を「脱構築」する精神の技術ともいうべき、新しい知としての文化人類学。本書は、その方向性を、儀礼・身体・交換・呪術・神話というテーマに即して明らかにし、都市・演劇・祝祭・音楽といった斬新な視点から、この学問の可能性を探る。さらに、青木保、上野千鶴子、栗本慎一郎、長島信弘、大林太良、前田愛、別役実、中村雄二郎、大江健三郎、武満徹、M・サーリンズ各氏との対話は知の冒険に充ち、文化人類学の面白さと広がりを満喫させてくれるにちがいない。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 文化人類学からのメッセージ
  • 2 儀礼と人間
  • 3 宇宙モデルとしての身体
  • 4 交換とコミュニケーション
  • 5 呪術・占い・シャーマニズム
  • 6 神話の語るもの
  • 7 都市を読む
  • 8 排除されたもの-文化の記号性
  • 9 政治の演劇性
  • 10 祝祭と想像力
  • 11 音とコスモス
  • 12 文化人類学と現代

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 文化人類学の視角
著作者等 山口 昌男
書名ヨミ ブンカ ジンルイガク ノ シカク
出版元 岩波書店
刊行年月 1986.9
ページ数 325p
大きさ 20cm
ISBN 4000019996
NCID BN00774809
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全国書誌番号
86058148
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言語 日本語
出版国 日本
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