郡虎彦その夢と生涯

杉山正樹 著

「白樺」派最年少の同人・萱野二十一として颯爽と文壇に登場し、志賀直哉、武者小路実篤らを瞠目させた郡虎彦。しかし、国際的作家を志して渡欧、英語で書いた戯曲がロンドンで上演され、広く注目された。英国女性ヘスター・M・セインズベリーの愛を得て幸福な日々を送るが、病のためスイスの山荘で夭折。その謎につつまれた34年の生涯をたどり、近代日本の青春を生きぬいた異色の作家像を描く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 世界人としての作家
  • 第2章 父母の家と会津の家
  • 第3章 「英雄伝説」の崩壊
  • 第4章 萱野二十一の顔
  • 第5章 絢爛たる暗黒世界
  • 第6章 『道成寺』の夜
  • 第7章 日本脱出
  • 第8章 ミュンヘンからロンドンへ
  • 第9章 『KANAWA』と『王争曲』と
  • 第10章 小さな赤い帆
  • 第11章 『義朝記』の舞台から
  • 第12章 虎彦のいる場所

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 郡虎彦その夢と生涯
著作者等 杉山 正樹
書名ヨミ コオリ トラヒコ ソノ ユメ ト ショウガイ
出版元 岩波書店
刊行年月 1987.8
ページ数 280p
大きさ 20cm
ISBN 4000008072
NCID BN01436288
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全国書誌番号
87055089
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言語 日本語
出版国 日本
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