佐藤信夫 著
言語について考えること、それは古くから思索の中心をなす課題であった。だが、人が言語を理論的に扱うことに習熟すればするほど、言語は固定化されその本来の姿を失ってしまう。ことに、言語における意味は一義的に捉えられるものではなく、遊動的な弾性を帯びたものなのだ。従来の言語理論が忘れがちであった<意味の弾性>を論じ、言語そのものが本来もっているレトリック性を、豊かな例証とともに具体的に明示化する。
「BOOKデータベース」より
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