愛、まさにその名のもとに

落合恵子 著

愛することは義務ではなく、喜びに充ちた権利のはずなのに-。「愛という名にもとに」どれだけ多くの人びとが自己実現の機会を奪われてきたか。家族主義や血縁主義によって、どれだけ多くの「血を同じくしない者」が社会から排除されてきたか。婚外子である自分史を織り込みつつ、生きることを真摯に問いかける珠玉のエッセー。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • まえがき あなたへの手紙
  • 書き続ける手続-「絶対」は「絶対」いやだ、ということ
  • イズムについて-行動への呼びかけ
  • 愛という、まさに、その名のもとに-揺りかごから仕かけられる罠
  • 美しい不服従-ノーと言う女たち
  • 「わたし」は誰?-MY HOMEということ
  • 前でも後ろでもなく、並んで歩く-PKO協力法について
  • 揺れる振り子-個人化と社会化
  • ここではない、どこか-変革の時に向けて
  • 理解したつもり-個独の時間
  • 個人的なことは、政治的なこと-もうひとつの植民地主義
  • 冬の休暇に再会した彼女たち-美味なる時間
  • 変わりつつあることと、変わらないことと、変える意志と-あるいは、力について
  • これからも、書き続けるであろう手紙-テクスチュアル・ハラスメント

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 愛、まさにその名のもとに
著作者等 落合 恵子
書名ヨミ アイ マサニ ソノ ナ ノ モト ニ
出版元 岩波書店
刊行年月 1993.10
ページ数 207p
大きさ 19cm
ISBN 4000000578
NCID BN09880725
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全国書誌番号
94010043
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言語 日本語
出版国 日本
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