溶解する「大学」

日本記号学会 編

大学の危機を「進歩とは何か」という根本の問いへと差し戻す西垣通氏の講演をはじめ、内田樹氏、金子郁容氏を迎えて「大学の未来」を徹底討論するシンポジウム、『大学ランキング』の小林哲夫氏へのインタヴューなど、ありきたりの教育論・大学論を大きく踏み越える議論満載!オタク化した専門知も、見せかけの学際性も吹っ飛ばす、「新記号論叢書・セミオトポス」第3弾。「スキマ」としての大学。独立行政法人化、大学改革を経て、大学はどこにいくのか?「異空間」としての大学の魅力を問い直す多様な論考を多数収録。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 グローバリゼーションと知の変質(大学の溶解、文化の自殺
  • グローバル化と大学知の危機-『アメリカの階梯』を通して)
  • 2 大学「改革」を越えて(大学の未来-新たな改革モデルを求めて)
  • 3 大学の「今」を語る(混乱をめぐる記号の消費
  • 大学と実践-「危機」の本質とその脱出口 ほか)
  • 4 「大学」は何処へ行くのか(大学人が語る大学の傾向)
  • 5 記号論の諸層(パース記号論によるフラメンコ分析の試み
  • 「顔」の記号論の可能性-メディオロジー的接近の試み ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 溶解する「大学」
著作者等 日本記号学会
書名ヨミ ヨウカイスル ダイガク
シリーズ名 新記号論叢書「セミオトポス」 3
出版元 慶應義塾大学出版会
刊行年月 2006.5
ページ数 201p
大きさ 21cm
ISBN 4766412567
NCID BA76906585
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全国書誌番号
21145785
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言語 日本語
出版国 日本

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