普通選挙制度成立史の研究

松尾尊兌 著

普通の実現は明治憲法下で政治的自由を求める国民の基本目標であり、大正デモクラシーの中心課題であった。本書は普選運動の発展過程を婦人参政権運動をふくめて精密に追跡するとともに、体制側の民衆統合政策が、治安維持法との抱合せという、ゆがんだ普選制に収斂されて行くさまを実証し、大正デモクラシー期の政治構造の変化を析出する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 普通選挙期成同盟会の活動
  • 第一次大戦後の普選運動
  • 普通選挙法の成立過程
  • 大正期婦人の政治的自由獲得運動-新婦人協会から婦選獲得同盟へ
  • 第一次大戦後の僧侶参政権運動

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 普通選挙制度成立史の研究
著作者等 松尾 尊兌
松尾 尊〓
書名ヨミ フツウ センキョ セイド セイリツシ ノ ケンキュウ
出版元 岩波書店
刊行年月 1989.7
ページ数 479, 23p
大きさ 22cm
ISBN 4000020110
NCID BN03689943
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全国書誌番号
89052266
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言語 日本語
出版国 日本
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