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空気と人間
奥野久輝 著
[目次]
- <空気と人間>
- もくじ
- 話のはじまり / 8
- I 昔の人は、空気をどのように考え、どのように利用したか / 10
- 一 最古の文明國、エジプト=ふいごと帆かけ舟 / 10
- 二 ギリシァに学問がおこった=空気はすべてのものの根本である / 13
- 三 アレクサンドリアの科学=空気の力を利用した器械 / 17
- 四 ローマの文明=空気は一つ-科学はしだいに衰えた / 21
- II 空気には重さがあるか / 28
- 一 近代の科学はイタリアから=空気の目方をはかったガリレイ / 28
- 二 眞空は存在するか=イタリアのトリチェリー / 35
- 三 山の上の実驗、神は眞空をきらうか=フランスのパスカル / 44
- 四 マグデブルグの市長と眞空=ドイツのゲーリケ / 50
- 五 はじめて気体の法則が発見された=イギリスのボイル / 55
- 六 蒸気機関はどうして生まれたか / 61
- III いろいろな「空気」の発見 / 67
- 一 空気は一つ、か / 67
- 二 新しい「空気」が発見された=若い学生と「固定空気」、「有毒空気」 / 71
- 三 「燃える空気」とへんくつものの科学者=はじめて水がつくられた / 77
- 四 貧乏な藥剤師=「火の空気」の発見 / 81
- IV 燃燒とは、どういうことか / 85
- 一 フロギストン說 / 85
- 二 牧師さんと「空気」=「フロギストンのない空気」-酸素の発見 / 90
- 三 空気の正体をみとどける=ラボァジェの研究-燃燒と空気-空気の組成はどこでも同じか-窒素の役割り / 100
- V 呼吸とは、どんな働きか / 114
- ここでもフロギストン說はまちがい / 114
- VI 生れかわる化学 / 124
- 一 ラボァジェが新らしい化学の基礎をつくる=古い化学は、もはや成立しない-元素とは何か-化学の言葉-新しい敎科書 / 124
- 二 フランス革命とラボァジェ=華々しい生涯-うらまれる徵稅人-フランスは科学者を必要としない-断頭台上の最期 / 131
- VII 人間は空気を知りつくしたか / 138
- 一 窒素の謎=重い窒素と軽い窒素、かくれていたアルゴン / 138
- 二 太陽の子=太陽の元素-ヘリウム-空気中の五人兄弟 / 146
- 三 微量の元素 / 151
- VIII 空気は何の役にたつか / 156
- 一 液態空気と低溫の話=零下一八〇度-絶対零度 / 156
- 二 酸素と文明=酸素吸入-近代產業と酸素-稀有気体も役にたつ / 169
- 三 人類を救うもの=食糧は大丈夫か-肥料と窒素-無盡藏の窒素-資源を手に入れた / 175
- さくいん / 188
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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書名 |
空気と人間 |
著作者等 |
奥野 久輝
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書名ヨミ |
クウキ ト ニンゲン |
シリーズ名 |
ぼくたちの研究室
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出版元 |
さ・え・ら書房 |
刊行年月 |
昭和26 |
ページ数 |
194p 図版 |
大きさ |
22cm |
全国書誌番号
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45014739
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言語 |
日本語 |
出版国 |
日本 |
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