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英吉利文学と詩的想像 : ケルト民族の禀質の展開
尾島庄太郎 著
[目次]
- 序 ケルト民族とその文化の槪觀 / 序1
- 第一編 英吉利詩文に於けるケルト的禀質
- 第一章 ケルト文學と英文學の詩的想像(一)
- 一 ケルト詩歌 / 3
- 二 英文學のケルト的想像 / 15
- 三 シェイクスピアとケルト的自然 / 23
- 四 ケルト詩人の自然 / 33
- 第二章 ケル卜文學と英文學の詩的想像(二)
- 一 ブレイクの『童心占徵序詩』 / 42
- 二 ブレイクの想像とその類比 / 47
- 三 ヴォオンの詩歌 / 52
- 四 自然よりの精神的啓示 / 62
- 五 スコットランドとウェールズの詩人 / 66
- 六 人間と自然界との神性 / 69
- 七 ヂョオヂ・ハアバアトの詩歌 / 78
- 八 トマス・トラハーンの詩歌 / 88
- 九 上代ケルト詩と自然想像 / 96
- 第三章 英米近代詩人とケルト的禀質
- 一 アラン・ポオの詩歌 / 107
- 二 エミリィ・ブロンテの詩歌 / 120
- 三 ウィリアム・モリスの詩歌 / 141
- 第四章 ブレイクとケルトの神祕思想
- 一 ケルティシズムと英吉利 / 159
- 二 ブレイクと同時代のケルト文獻 / 162
- 三 ドルイドと聖書中の人物 / 170
- 四 汎神思想 / 178
- 五 ケルト的『自然咒法』 / 187
- 六 檞と太陽 / 194
- 第二編 スコットランドのケルト文學
- 第一章 スコットランドの上代文學
- 一 スコットランドの寫稿 / 209
- 二 スコッティッシュ・ケルトの文學 / 211
- 三 オシアン說話團 / 213
- 四 オシアン傳說の發達 / 218
- 第二章 ケルトの代表的叙事文學
- 一 詩歌とケルト民族 / 222
- 二 『オシアン詩』の影響 / 225
- 三 自然と英雄の叙事詩 / 230
- 四 自然に對するケルト的想像性 / 239
- 第三章 『オシアン詩』と英吉利文學(一)
- 一 公正とみられる所說 / 248
- 二 ケルト民族の感受性とウァアヅウァス / 250
- 第四章 『オシアン詩』と英吉利文學(二)
- 一 ロマンティシズム前期の英吉利文學者と『オシアン詩』 / 264
- 二 スコットとレイング / 274
- 三 論駁者たち / 286
- 四 ロマンティシズムの諸詩人と『オシアン詩』 / 289
- 第五章 『オシアン詩』と英吉利文學(三)
- 一 『オシアン詩』の影響 / 301
- 二 自然に對する神祕感 / 303
- 三 自然と人間との合一 / 314
- 第三編 ウェールズのケルト文學
- 第一章 アーサー傳說と英吉利文學
- 一 アーサー傳說の源流 / 329
- 二 アーサー王と騎士道 / 338
- 三 國民的な英雄としてのアーサー王 / 343
- 四 マロリーの貢獻 / 347
- 五 マロリーの理想 / 349
- 六 封建制度と彈誦詩人 / 353
- 第二章 聖盃傳說と其の象徵
- 一 『聖盃傳說』-聖盃の探求 / 358
- 二 『聖盃傳說』-聖盃の由來 / 362
- 三 聖盃傳說の源流 / 366
- 四 聖盃傳說と上代ケルト文學 / 371
- 五 聖盃傳說の異敎的精神と基督敎的精神 / 379
- 第三章 『アーサー傳說』と近代英吉利詩歌
- 一 アーサー傳說と浪漫主潮前の英文學 / 385
- 二 ロマンティシズムに於けるアーサー傳說と英吉利文擧(一) / 392
- 三 ロマンティシズムに於けるアーサー傳說と英古利文學(二) / 398
- 四 ロマンティシズムとそのケルト的禀質 / 403
- 五 ラファエル前派と『アーサー傳說』 / 408
- 六 モリスと『アーサー傳說』 / 414
- 七 ホウカー及びウェストウッドと『アーサー傳說』 / 426
- 八 スウィンバアン及びロウエルと『アーサー傳說』 / 430
- 九 アーノルドと『アーサー傳說』 / 436
- 一〇 テニスンと『アーサー傳說』 / 440
- 終章 近代英吉利文學とケルト文學との交流 / 451
- 後記 / 467
- 参考文獻 / 左開1
- 索引 / 13
- 挿入圖版目次
- 扉カット アーサー王とライオン
- 口繪 『聖盃緣起』の光彩寫稿
- 口繪 アーサー王と圓卓騎士
- ブレイク筆『約百記』の第一圖 / 面p200
- ブレイク筆『ジェルサレム』の揷繪 / p201
- 一四九八年版『アーサーの死』の揷繪 / p386
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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