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世界風流文学全集
第4巻
マルグリッド[作] ; 沢木譲次訳 ; ブラントーム[作] ; 小西茂也訳 ; ラ・フオンテーヌ[作] ; 佐藤輝夫訳
[目次]
- 目次
- エプタメロン
- 序詞 / 3
- 第一日 / 11
- 片眼の夫に現場をとらえられかかり、たくみに恋人を逃がしたさる妻君の機転 / 11
- ある男が小間使のつもりで自分の妻君とねたこと、そして、自分のあとに隣家の主を行かせ、彼女自身は何も知らぬ間に、妻君をねとられたこと / 13
- 第二日 / 19
- あるガリー船団の隊長が、信仰の仮面をつけてある貴婦人を恋したこと、およびその後のなりゆき / 19
- ミラノのさる貴婦人を恋していた貴族が、たくみに彼女と恋仲の親友になりすまし、ついに長年の思いをとげたこと / 30
- ある美しい貴婦人が自分の名誉を許すまえに、恋人の若い学生の真心をためしたこと / 35
- ある貴族が、自分に心をゆるしてくれぬ恋人が、馬丁の腕にだかれているところを見つけた瞬間に、はからずも恋の病から癒えたこと / 40
- 第三日 / 44
- 宗教改革派のある修院長が偽善の仮面のかげに、手をかえ品をかえて敬虔な修道女の誘惑をこころみたこと、およびその悪企みがついに露見したこと / 44
- 人間の脆さの驚くべき実例己れの不名誉をおおいかくそうとしてさらにふかい罪におちた婦人の話 / 53
- 第四日 / 59
- 二人のフランスシスコ派の僧侶が好奇心にかられて盗み聞きをしたため、とても煩悶してそのため死ぬ思いをしたこと / 60
- 第五日 / 65
- 宮廷のさる猫かぶりの貴婦人が、誰にもかくしているつもりで恋の乱行をはじめたため、化の皮をはがされたこと / 65
- ある夫が聖孩日の鞭打を小間使に加えたことにして、単純な妻君をだましたこと / 70
- たくみに人目しのんで幾人もの男をもてあそんだ伯爵夫人の話、および、その行状が明かるみにだされたことの次第 / 73
- 第六日 / 79
- あるお人好しの貴婦人が、夫が小間使と接吻するのを見たのに笑っただけですまし、他の理由を言わぬため、自分の影を見て笑ったと答えたこと / 79
- 夫をすてて詠歌僧のあとを追ったパリーのある女が、その後死をよそおって自分を埋葬させた話 / 82
- 第七日 / 85
- オータンのある司教会士を驚くべき執拗さで愛しつづけた無恥なブルゴーニュ女の話 / 86
- ある貴婦人が他人のことを話すような口ぶりで自分の色ごとを話しているうち、ついうっかり口をすべらして自分の秘密をばらしてしまったこと / 92
- 第八日 / 94
- 臨終の床の妻君が、夫が小間使に抱きつくのを見てかっとなり、そのため病気がなおったこと / 95
- ある修道女が、手ごめにされたわけでもなく愛にほだされたわけでもないのに純潔を失い、それをたえず悔みつづけたこと / 97
- ダーム・ギャラント
- 献詞 / 103
- 恋をする艶婦とその寝取られ亭主 / 104
- 麗しい足の美しさとその効能について / 220
- コント
- 第一部 / 231
- ジョコンド / 231
- リシャール・ミニュトロ / 241
- 撲たれて喜んで寝取られ殿ご / 247
- シャトー=チェリーにほんとにあった話 / 250
- 第二部 / 251
- 耳造りと鋳型直し / 251
- カタローニアのフランシスコ派の修道士たち / 256
- ゆりかご / 260
- 懲しめられたガスコン男 / 264
- ランポレッキョのマゼ / 266
- 第三部 / 270
- マンドラゴール / 270
- ランスのおとこ達 / 276
- 魔法の杯 / 280
- 恋をした娼婦 / 290
- ニシェーズ / 296
- 金や宝石を振り落す小犬 / 300
- 第四部 / 311
- 娘が智慧づくのは / 311
- 取り替えばや物語 / 314
- 心の問題 / 317
- 教王赤眼島の悪魔 / 320
- 面帕 / 323
- 眼鏡 / 326
- 樽 / 330
- とても出来ない仕事の噺 / 331
- 絵 / 333
- 訳註 / 339
- 解説 / 345
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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