基督教の発生と古代無産階級

カール・カウツキー 著 ; 近藤宗男 訳

[目次]

• 標題
• 目次
• 緖言 / 1
• 原著者序文 / 3
• 第一篇 イヱスの人物 / 19
• 第一章 異敎的資料 / 21
• 第二章 基督敎的資料 / 31
• 第三章 イエス像のための爭ひ / 45
• 第二篇 ローマ帝政治下の社會 / 53
• 第一章 奴隷經濟 / 55
• 第一節 土地所有 / 55
• 第二節 家内奴隷制 / 59
• 第三節 物貨生產に於ける奴隷制 / 63
• 第四節 奴隷經濟の技術的未熟 / 71
• 第五節 經濟的衰微 / 83
• 第二章 國家生活 / 107
• 第一節 國家と商業 / 107
• 第二節 貴族と平民 / 117
• 第三節 ローマ國 / 122
• 第四節 高利 / 130
• 第五節 專制政治 / 136
• 第三章 ローマ帝政時代の思潮 / 145
• 第一節 社會的不安 / 145
• 第二節 易信性 / 165
• 第三節 嘘構 / 183
• 第四節 人道主義 / 193
• 第五節 世界主義 / 212
• 第六節 宗敎心 / 219
• 第七節 一神論 / 234
• 第三篇 ユダヤ民族 / 243
• 第一章 イスラエル人 / 245
• 第一節 セム族の移動 / 245
• 第二節 パレスチナ / 250
• 第三節 古代イスラエル人に於ける神の槪念 / 263
• 第四節 商業と哲學 / 267
• 第五節 商業と國民性 / 275
• 第六節 諸國民の通路、カナーン / 281
• 第七節 イスラエルの階級鬪爭 / 287
• 第八節 イスラエルの滅亡 / 291
• 第九節 第一回ヱルサレム劫掠 / 295
• 第二章 追放後のユダヤ民族 / 301
• 第一節 追放 / 301
• 第二節 ユダヤ民族の散布 / 322
• 第三節 ユダヤ人の宣傳 / 338
• 第四節 ユダヤ人の憎惡 / 353
• 第五節 エルサレム / 362
• 第六節 サドカイの徒 / 365
• 第七節 バリサイの徒 / 382
• 第八節 狂信の徒 / 397
• 第九節 エセーネの徒 / 415
• 第四篇 基督敎の發端 / 435
• 第一章 原始基督敎敎團 / 437
• 第一節 敎團の無產階級的性質 / 437
• 第二節 階級憎惡 / 443
• 第三節 共產主義 / 449
• 第四節 共產主義に對する駁論 / 456
• 第五節 勞働の蔑視 / 470
• 第六節 家族の破壞 / 472
• 第二章 基督敎の救世主觀念 / 484
• 第一節 神の王國の到來 / 484
• 第二節 イエスの家系 / 492
• 第三節 叛逆者イエス / 497
• 第四節 十字架にかゝつた基督の復活 / 508
• 第五節 世界的救世主 / 518
• 第三章 ユダヤ人基督敎徒と非ユダヤ人基督敎徒 / 522
• 第一節 異敎徒間に於ける煽動 / 522
• 第二節 ユダヤ人、基督敎徒間の抗爭 / 529
• 第四章 基督受難の物語 / 540
• 第五章 敎團組織の進化 / 559
• 第一節 無產者と奴隷 / 559
• 第二節 共產主義の衰頽 / 568
• 第三節 使徒、豫言者及び傳導師 / 580
• 第四節 主敎 / 595
• 第五節 修道院制度 / 617
• 第六章 基督敎と社會民主主義 / 629

「国立国会図書館デジタルコレクション」より