堀田善衛 著
1945年3月、上海。革命と反革命のカオス、酸鼻をきわめる近代日中交渉の修羅場-青春の時をそこに持った著者が、十年後の中国再訪直後に執筆した本書は、「中国について日本人が、戦後に書いた、もっとも美しい本のひとつ」(大江健三郎)であり、また「苦渋のあじわいをひそめた本」(同)である。現代日本人にとって中国体験とは何か、中国を理解するとはどういうことなのかを、深く多様に問いかける希有のエッセイ集。
「BOOKデータベース」より
[目次]
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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