国家試験は社会のニーズに対応したレベルを評価するものです。どのようなレベルの知識が求められているのか、実践の場面で、日々継続的に行われる助産業務をしっかりみつめることが大切です。教科の中心は、ケアのあらゆる場面で必要な助産診断・技術学です。生殖の形態・機能を含め2教科の占める割合は約70%です。また、診断を行うのに必要な知識、ケアを行う際に求められる知識の内容は、解説および巻末の資料に整理してみました。本書では、問題を科目ごとに分類し、各設問ごとに、できるだけ解説を加え、参考書的要素も加味しています。
「BOOKデータベース」より