雨宮 早希【著】
村上美弥子は遺体に修復を施す日本人初のエンバーマーだ。職業柄並大抵のことでは動じないが、それにしても今回の依頼は悲惨なものであった。東北地方の山中で飲料水メーカーのD社所有のヘリコプターがペンションに激突し、多数の死亡者が確認された。現場に出張した美弥子は想像を絶するような仕事を見事に成し遂げるが、ヘリコプターに搭乗していたD社の技術者・天草耕司が自殺を図った可能性があることを警察から知らされて…。
「BOOKデータベース」より
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