山川海 幸雨【著】
この第二信は、カワウソの私と、四万十川に棲む魚のスズキの会話が主になっています。四万十川には、川の主と呼ばれるアカメも棲んでいるのですが、あえてスズキの方にしました。このアカメにはかないませんがスズキの方も体長一メートル以上にもなる大きな魚です。どうしてスズキの方に登場してもらうことになったかというと、もう二十年も三十年も昔のことになりますが、四万十川の水がそれこそピカリと光るくらい綺麗な時分に毎年遡っていたからです。
「BOOKデータベース」より
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