中堂 利夫【著】
何年かぶりに娑婆に出てきた金庫破りの名人・古田健吉は、一人娘の朋子のためにも二度と悪の誘いは乗るまいと決心し、旧知の刑事の口利きで彫金師として真面目に働き始めた。しかし、昔の仲間が健吉の腕を簡単に諦めるはずもなく、執拗に接近を計ってきた。その矢先、何者かが朋子を誘拐し、金庫破りの仕事を強要してきた。健吉は、朋子の恋人・高見沢の協力を得て目的の物を盗みだすことに成功するが、事件は意外な方向に…。迫真のサスペンス。
「BOOKデータベース」より
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