マクベイン ローリー【著】<McBain Laurie>;橘高 弓枝【訳】
16世紀後半、プロテスタントのイギリスと、カソリックのフランス、スペインとは宗教的に激しく対立していた。イギリス船、アリオン号の船長の娘リリーは、父母に伴われ、サント・ドミンゴに祖母を見舞った帰り、何者かに船を襲われ、目の前で父を殺されてしまう。ようやく無人島に逃れ、命は助かったものの、母は熱病にかかり、この世を去る。わずか12歳のリリーは、小さな弟と妹をかかえ、誰からも忘れられたまま、その熱帯の島に取り残されるのだった。そして、いつしか7年の歳月が流れた-。
「BOOKデータベース」より
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