決定版 オスカー・ワイルド全集  6

ワイルド オスカー<Wilde Oscar>【著】;西村 孝次【訳】

ワイルドのベスト3を選ぶとすれば、『まじめが肝心』と一連の批評・エッセイ・芸術論と手紙、の三点に絞られるであろう。千通を越える手紙中、『完本・獄中記』こそは質量ともに圧巻であり白眉である。同性愛の廉で罪に問われ、1895年5月、この種の判例としては極刑たる「重労働を含む満2年の懲役」の判決を申し渡され、二つの牢獄を転々とした末、11月、レディング牢獄へ投じられ、1897年5月に釈放された。その間、同年の1月から3月まで、一度に一枚ずつ支給される「イギリス陸軍の公印を捺した二つ折りの青い牢獄用紙」に、彼独特の小さな清流のような筆跡で書きつらねたダグラス宛ての長い手紙、それが『獄中記』だった。幸いにもワイルド歿後62年にして初めてその全貌が明らかとなり、これによって従来隠れていた、というよりも隠されていた部分が白日の下に晒らされることになり、おのずから世界一流告白文学として読まれるようになった。ほかに、ダグラスと並んでワイルドと深い関わりのあったロバート・ロスへの手紙も併せて収める。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 完本・獄中記
  • 2 ダグラスへの手紙
  • 3 ロスへの手紙
  • 付録『デイリー・クロニクル』への手紙

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 決定版 オスカー・ワイルド全集
著作者等 西村 孝次
ワイルド オスカー
書名ヨミ ケツテイバンオスカ-ワイルドゼンシユウ : 6
巻冊次 6
出版元 青土社
刊行年月 1988.10.31
ページ数 449,43p
大きさ 21cm(A5)
言語 日本語
出版国 日本
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