「白」の回帰 : 愛 テクスト 女性

西川 直子【著】

<白>とは、書かれた文字を取り囲む空白、語らぬもの語られぬもの、すなわちファルス=ロゴス中心的な文化の他者である<女性>や<こども>を意味している。無数の色彩の光が集まって白い透明の光となるように、私たちの文化によって沈黙させられ、空白とされているものは、実はおびただしい響きと叫びをあげ、おびただしい色彩にあふれているのだ。本書は、あまりの多声のゆえに沈黙にしかきこえず、あまりの多彩のゆえに白くしかみえないものに一心に耳を傾け、目を注ごうする、女性論=テクスト論である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 不在の中心(中心なる無へ向けて-女性崇拝のディスクールから白いエクリチュールへ
  • エウリュディケー-のがれゆく女性なるもの)
  • 2 エクリチュールと主体-両義性をめぐって マラルメ/デリダ/クリステヴァ
  • 3 ジュリア・クリステヴァ-意味生成の記号論(名づけえぬ他者-クリステヴァの女性論
  • <母>の領域へ-クリステヴァとフロイト
  • 愛と想像的空間)
  • 4 テクストという装置(音と意味のリズム-世紀末フランスの<詩の危機>
  • フランシス・ポンジュと新しい修辞学
  • 『H(アッシュ)』あるいは文の生成-リズム・イントネーション・句読法)
  • 5 愛と生成

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「白」の回帰 : 愛 テクスト 女性
著作者等 西川 直子
書名ヨミ シロノカイキ : アイテクストジヨセイ
シリーズ名 ディスクール叢書
出版元 新曜社
刊行年月 1987.11.20
ページ数 316p
大きさ 19cm(B6)
言語 日本語
出版国 日本
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