震災と言葉

佐伯一麦 著

仙台在住の私小説作家は、被災地の近くで言葉の真空状態に苦しみながら、あらためて言葉と向き合った。本書は、その体験的思索を述べたものである。小説において未来への時間の流れを書けなくなる経験、日常を取り戻すことの意味、言葉を語るときの態度(言葉の姿)、言葉と歴史性、震災と文学の可能性等について綴る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 喪失感の中で
  • 第2章 日常性と言葉
  • 第3章 言葉の姿
  • 第4章 震災と文学
  • 第5章 畏れということ
  • 第6章 日常を取り戻すために

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 震災と言葉
著作者等 佐伯 一麦
書名ヨミ シンサイ ト コトバ
シリーズ名 岩波ブックレット No.849
出版元 岩波書店
刊行年月 2012.9
ページ数 71p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-00-270849-2
NCID BB10090419
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22156153
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想