裁判官と歴史家

カルロ・ギンズブルグ 著 ; 上村忠男, 堤康徳 訳

1972年、イタリア新左翼運動のさなかにミラーノでひとりの警視が殺害された。事件の黒幕として、16年後に告発されたのは著者の友人、アドリアーノ・ソフリであった。友人の無実を証明すべく立ち上がったギンズブルグが、裁判記録を丹念に読み解きながら、事件の経緯を臨場感あふれる筆致で描きだす。証言、証拠、記録-ともにこれらに向き合いながら、裁判官は、歴史家はそれぞれどういう態度をとるべきなのか。単なる実証主義でも、「歴史=物語」とする相対主義でもない、歴史学の「第三の道」を探りつづけるギンズブルグの方法論が、事件の検証を通して鮮やかに示される。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 窓から舞い落ちた死体-十六年後の告発
  • 裁判官と歴史家
  • 予審判事ロンバルディの報告
  • 裁判長ミナーレの追及
  • 殺害指示
  • 歴史学的実験としての裁判
  • 謎の十七日間
  • 憲兵たちの証言
  • 闇に包まれた夜の面談
  • ヴィンチェンツィ司祭の証言〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 裁判官と歴史家
著作者等 Ginzburg, Carlo
上村 忠男
堤 康徳
ギンズブルグ カルロ
書名ヨミ サイバンカン ト レキシカ
書名別名 Il giudice e lo storico
シリーズ名 ちくま学芸文庫 キ20-1
出版元 筑摩書房
刊行年月 2012.9
ページ数 287p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-09466-7
NCID BB10128861
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22156591
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 イタリア語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

Yahoo!ブックマークに登録
この記事をクリップ!
Clip to Evernote
このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想