占領都市

デイヴィッド・ピース 著 ; 酒井武志 訳

1948年1月26日。雪の残る寒い午後。帝国銀行椎名町支店に白衣の男が現われた。男が言葉巧みに行員たちに飲ませたのは猛毒の青酸化合物。12人が死亡、四人が生き残り、銀行からは小切手と現金が消えた。悪名高い"帝銀事件"である。苦悶する犠牲者たちのうめき、犯人の残した唯一の物証を追う刑事のあえぎ、生き残った若い娘の苦悩、毒殺犯と旧陸軍のつながりを知った刑事の絶望、禁じられた研究を行なっていた陸軍七三一部隊の深層を暴こうとするアメリカとソヴィエトそれぞれの調査官を見舞う恐怖、大陸で培養した忌まわしい記憶と狂気を抱えた殺人者。史上最悪の大量殺人事件をめぐる12の語りと12の物語-暗黒小説の鬼才が芥川龍之介の「薮の中」にオマージュを捧げ、己の文学的記憶を総動員して紡ぎ出す、毒と陰謀の黒いタペストリー。

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 占領都市
著作者等 Peace, David
酒井 武志
ピース デイヴィッド
書名ヨミ センリョウ トシ
書名別名 OCCUPIED CITY

Senryo toshi
シリーズ名 TOKYO YEAR ZERO 2
出版元 文芸春秋
刊行年月 2012.8
ページ数 383p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-16-375570-0
NCID BB10442538
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全国書誌番号
22142215
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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