ニッポンの負けじ魂 : 「パクス・ヤポニカ」と「軸の時代」の思想

山折哲雄 著

日本が自信を失っている。外に向かう眼差しが揺れつづけ、おのれの内部を凝視する眼光に力がこもらない。まず、足元を凝視めることをはじめなければならない。そのとき、浮かび上がるのが「パクス・ヤポニカ」と「軸の時代」の思想である。平安時代350年と江戸時代250年という長き平和、「パクス・ヤポニカ」はなぜ可能だったのか。そして、法然、親鸞、道元、日蓮に代表される、「日本の軸の時代=13世紀の思想」とは何か。彼ら13世紀を代表するカリスマたちこそが、日本に独自の価値観をもたらし、自信と誇りを植えつけた。一見、「パクス・ヤポニカ」を否定するかに見える13世紀の軸の思想は、「パクス・ヤポニカ」の社会体制とのあいだに切断不能の連続的契機を抱えもっている。「パクス・ヤポニカ」と「軸の時代」の思想、この二つを凝視することによって、日本文明の強さが再び見えてくる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 世界の軸、日本の軸(日本列島における「軸の時代」 十三世紀-辺境と湿潤その一
  • 美意識の二重構造 十五世紀-辺境と湿潤その二 ほか)
  • 第2章 日本の希望-パクス・ヤポニカ1(自然災害と「カント的」幻想
  • 宇宙に飛ぶか、宇宙を夢見るか ほか)
  • 第3章 日本の思想-パクス・ヤポニカ2(マイケル・サンデル「白熱教室」空騒ぎの巻
  • 象徴天皇制の思想 ほか)
  • 第4章 女たちのニッポン(日本)(山本周五郎著『小説 日本婦道記』の光景
  • 『日本婦道記』、その後の風景)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ニッポンの負けじ魂 : 「パクス・ヤポニカ」と「軸の時代」の思想
著作者等 山折 哲雄
書名ヨミ ニッポン ノ マケジダマシイ : パクス ヤポニカ ト ジク ノ ジダイ ノ シソウ
シリーズ名 朝日選書 890
出版元 朝日新聞
刊行年月 2012.8
ページ数 284p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-02-259990-2
NCID BB09904385
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全国書誌番号
22141180
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言語 日本語
出版国 日本
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