桂望実 著
「一六〇〇人、全員平等」の島がある。仕事は四年ごとの抽選で決まり、住居は家賃も光熱費もタダ。究極のユートピアだった。島生まれの芦田耕太郎は、そこが夢の社会であると信じて疑わない。だが、島民が欲を満たすために金のやり取りをしていると知った彼が動き始めた時、理念の裏側に渦巻く小狡い人間の性が露呈する-。圧巻の傑作長編小説。
「BOOKデータベース」より
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