富二 奔る : 近代日本を創ったひと・平野富二

片塩 二朗【著】

技術畑出身の平野富二には、ほとんど自己顕示や自己肥大のかたむきがなく、日常の些事にはほとんど無関心でした。もしかすると、企業名はおろか、自分の名前ですらどうしるされてもよいと考えたのではないかとおもえることがあります。本人自身の記録でも、いつまでたっても幼名の富次郎と富二の混用が目立ちます。ただ、築地に移転してしばらくして制定された、平野のイニシャルをもちいた「二重丸にH」のマークだけは定着して、やがて本木昌造の家紋とHをあわせた独自のシンボルマークが、わが国の黎明期の金属活字製造と活字版印刷を象徴する存在となりました。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序の章 ちいさな活字、おおきな船
  • 1の章 平野ホールの歴史と所蔵品
  • 2の章 新資料紹介
  • 3の章 長崎に埋もれていた平野富二碑
  • 4の章 平野富二と、いっときの敗者たち
  • 終の章 平野富二の体臭のごとき活字

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 富二 奔る : 近代日本を創ったひと・平野富二
著作者等 片塩 二朗
書名ヨミ トミジハシル : キンダイニホンヲツクッタヒトヒラノトミジ
シリーズ名 ヴィネット 08
出版元 朗文堂
刊行年月 2002.12.3
ページ数 169p
大きさ 26cm(B5)
ISBN 4947613661
NCID BA68289745
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言語 日本語
出版国 日本
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