詩集 雲を埋葬する

荒井 隆明【著】

夏目漱石の『草枕』の中に、いわく言い難い春の恍惚に捉えられた画工が、その心持ちを何とか表現しようと腐心する部分がある。画工の一応の結論としては、「音楽」による表現が最もふさわしいということになるが、結局彼は数頁にも亘って言葉を尽くすことに終始している。僕が詩を書くというのも『草枕』の画工のしたことに近い。それはいわく言い難いことを言葉にする試みとも言えるし、言葉で書かれた「音楽」と言ってもいい。ただできるだけ端的に書こうとする点で画工とは異なるし、彼ほど説明的になるつもりもない。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • お土産は
  • 昔話の中から
  • 待つ
  • 過密地帯の地図
  • 広がりつつある世界の中で
  • 歪んだ思想
  • 虫歯
  • 棒の王国
  • 子ども
  • 登場人物〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 詩集 雲を埋葬する
著作者等 荒井 隆明
書名ヨミ シシュウクモヲマイソウスル
出版元 あざみ書房
刊行年月 2000.1.31
ページ数 55p
大きさ 19cm(B6)
言語 日本語
出版国 日本
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