1992年に財団法人納税協会連合会の呼びかけとバックアップを受けて、近畿圏の若手に属する租税研究者(法学、財政学、会計学)を中心とした税制研究グループが発足した。本誌『総合税制研究』はその研究成果を毎年発表するものであり、本号で第8号を数える。ここに掲載する論文は、各メンバーがそれぞれの専門と関心をもとに、税制が抱える問題を指摘し改革の方向を模索しようとするものである。研究会は3年を1つのクールとし、3年ごとに共通テーマを設定して研究することになっているが、本号は各メンバーが個別にテーマを設定し執筆した論文を収録している。
「BOOKデータベース」より