中国人との「関係」のつくりかた

デイヴィッド・ツェ, 古田茂美 著

中国人の人間関係のつくりかたの原理「グワンシ」。組織を重んじる日本的ビジネス形態とその背後の価値観からは理解しがたい概念だが、かつて日本の「ケイレツ」も、米国にとって理解しがたい概念だった。自由、公正、平等を標榜する欧米型市場主義社会にとって、このような排他的関係性社会は容認できるものではなかったからだ。そして、その「排他的関係性社会」がいま台頭する中国にもある。それが「グワンシ」なのだ。日本では関係性が組織を軸に構築されるが、中国では個人を軸に構築される。違いはそれだけだ。排他的なのは共通なのだ。「グワンシ」は、視点を変えれば日本人には理解できない概念ではない。ここに気づけば、難しいと思われる中国ビジネスも楽になるのではないだろうか。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 中国理解と進出の鍵、グワンシ(グワンシがいかに重要か?
  • グワンシがなぜ必要になってきたのか?
  • グワンシは、どのように生まれ、根付いてきたか?)
  • 第2章 グワンシの、欧米や日本の人的「関係」との決定的な違い(グワンシと他文化のソーシャル・ネットワークとはどこが違うか?
  • グワンシと日本の「和」は、どこが違うのか?
  • 中国社会と日本社会は欧米社会とどこが違うか?)
  • 第3章 グワンシの負の部分からいかに逃れ、その利点をいかに活用するか?(グワンシの最大の機能とは?
  • グワンシによる腐敗事件、どんなことが起こっているのか?
  • グワンシの何が問題か?
  • グワンシのマイナス面は、今後、弱まっていくのか?)
  • 第4章 中国人社会における社会装置としてのグワンシ(「法律」とグワンシでは、どちらが優先されるのか?
  • グワンシは何によってつくられるか?
  • どのようにして、グワンシを築いていくのか?
  • 日本企業と中国人従業員、すれ違いの理由
  • グワンシの拡大としての中国人ネットワーク)
  • 第5章 グワンシをいかに活用するか?日本企業への実践的アドバイス(日系企業のスト事件、なぜ起こったか?
  • グワンシの肯定的側面を、いかに有効活用するか?
  • 中国人の特性を生かし学び、幸福な「関係」をつくる)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 中国人との「関係」のつくりかた
著作者等 Tse, David
Tse, David K.
古田 茂美
鈴木 あかね
ツェ デイヴィッド
書名ヨミ チュウゴクジン トノ カンケイ ノ ツクリカタ
シリーズ名 ディスカヴァー携書 083
出版元 ディスカヴァー・トゥエンティワン
刊行年月 2012.7
ページ数 278p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-7993-1194-3
NCID BB10293041
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全国書誌番号
22132982
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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