宮城谷昌光 著
伍子胥は、処刑される父と兄を救出するため都に潜入するが果たせなかった。「つぎに楚都にくるときは、楚を滅ぼすときだ」と伍子胥は誓う。祖国を出て宋をめざす。楚の太子建がいるといううわさもあり、配下と集合する地が宋の首都・商丘になっていたからだ。宋に入り見つけた宿の家主は褒氏といい、婦人が家を守っていた。亡くなった主は、今の宋君と対立する向氏に仕えていた。婦人は小羊という名の童子を伍子胥に預かってほしいと頼む。伍子胥らは宋を出て鄭に向かった。苦難の旅は続く。
「BOOKデータベース」より
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