吉岡兼房 : 吉岡流達人

雪花山人 著

[目次]

• 目次
• 竹箆で蠅の首をポロリと落す / 1
• 道塲の人々をアツと云はせる / 9
• 泥棒を退治して褒美を貰ふ / 18
• 圖らずも友成雷電齋と決闘する / 27
• 水底目がけてドプーンと飛ぶ / 34
• 天に代つて惡代官を打ち懲す / 43
• 東軍流の祖川崎鑰之助に出遇ふ / 52
• 鑰之助と共に山賊を退治する / 60
• 上州箕輪上泉伊勢守の道場を訪ふ / 70
• 一尺五寸の竹箆で踊る者ぢや / 78
• どうぢやナ劔の舞ひを見たか / 87
• 無實の罪で圖らずも捉へらる / 96
• 箱根山中で伊藤一刀齋に會す / 103
• 相手は名代の道場破りの大坊主 / 112
• 恩師の爲めに大坊主を打ち懲す / 120
• 孝子兄弟の仇討ちに助勢する / 128
• その天狗の鼻を療治に來たんだ / 137
• 汝等は木ツ葉天狗か烏天狗か / 146
• 紙帳の中には宮本武藏政名 / 154
• 醫者と六部に浪人体の武士 / 162
• 天狗が泣いて謝まつて居るぞ / 171
• 三勇士浮田公の御目通りに出る / 181
• 吉岡兼房と宮本武藏との試合ひ / 188
• 十人拔きは米俵二十五俵 / 197
• 乃公はそんな手は喰はぬぞ / 205
• 後は此の六部に任して置け / 214
• 氣の毒ぢやが掴み殺すぞよ / 222
• 此の者に代つてお相手いたさん / 230
• 千葉幸右衞門初め門弟等を懲す / 238
• 惜しや惡人輩の奸計に陷る / 246

「国立国会図書館デジタルコレクション」より