日本史蹟文庫  徳川幕政

妹尾薇谷 著

[目次]

  • 標題
  • 目次
  • 一 徳川家の基礎はいよいよ堅まる=ニ條城にて散樂の催ほしあり=禁裏廷臣等の法典十七箇條と武家法制十三條を定む=又公武法制の制定ありき=國家の統治權は在職の將軍掌握す / 1
  • 二 江戸覇府の幕政大方針確立す=狩獵の獲得物は下々のものを悦ばしむ=最上家親をして其の庶兄義成を誅せしむ=各地の壘砦を毀つ=大御所公の重患=聖上陛下勅使を下し特に大御所公を太政大臣に任ぜられたり / 17
  • 三 大御所公の疾病いよいよ重らせらる=大御所公には種々の遺命と遺誡=大御所公の薨去遺命に依り久能山に葬らる=神號選定の評議=日光山に改葬せらる / 32
  • 四 徳川家の巣守=徳川上總介忠輝卿伊勢の國の朝熊に謫せらる=福島左衞門大夫正則の封を削没せらる=徳川の御三家=本多上野介正純の封を收め羽州なる由利の地へ流刑 / 48
  • 五 徳川氏權勢に任かせて奉上心を缺ぐ=女帝御即位=上皇陛下皇權の振起を思はせ給ふ=松平忠直を豐後の萩原に謫せらる=寛永寺を創立す=不忍の池を作る / 62
  • 六 徳川秀忠卿の惱症危篤=既にして秀忠卿薨去芝増上寺に葬る=幕府の威嚴益々備はる=譜第、外樣候伯の禮遇を同一にせらる=森川出羽守重俊秀忠卿に殉死す / 75
  • 七 肥後熊本の城主加藤忠廣と其の舍弟光廣=駿河大納言忠長卿の割腹=嫡長を廢して次を立て世子とせらるる評あり=春日局永井日向守に對し其の評の眞相を確めんとす=春日局の伊勢参宮 / 90
  • 八 春日局駿府に赴いて世子の事を訴ふ=東照公江戸に赴く大奥の席饗を註文せらる=興を下り竹千代君の手を取らる=國千代君の陪食を許されず=春日局の身寄りのもの榮華を得る / 106
  • 九 征夷大將軍徳川家光卿從一位左大臣となる=耶蘇教の禁令愈々峻嚴となる=今より廿5年を經ば天、神童を降して此の教法の再興をなす=島原一揆=岡本新兵衞と多賀主水 / 120
  • 一〇 一揆軍島原城下に攻め入る=寺澤賢高の兵亦一揆の徒と戰ひて敗る=板倉内膳正重昌を以て一揆の追討使となす=幕府更に松平伊豆守と戸田左門氏鐵を以て征一揆軍統率官となす=板倉重昌戰歿す / 135
  • 一一 原城地利的天險攻め拔き難し=松平伊豆守信綱は戸田氏鐵と議して長陣の計をなす=原城遂に陷り男女屠戮すること三萬七千餘人=家綱卿征夷の職に就く=由井正雪と丸橋忠彌 / 150
  • 一二 奥村權之丞忠彌のために其の同志たるべきの勸誘を受く=松平信綱諸老と議して由井、丸橋の兩主謀及び其の黨興を逮捕せしむ=丸橋忠彌は逮捕せられ由井正雪は自殺す=幕府浪人及び行旅の調査を嚴にす / 165
  • 一三 長島刑部左衛門別木黨の陰謀を松平信綱に告ぐ=別木黨退治策の評議=別木黨員の捕縛=明暦の大火=鎮火し風落ちたる後大雪=江戸の人何の罪かある / 180
  • 一四 後西院天皇の御在位は災殃多かりき=近代に於ける上皇多き御代を見る=大老酒井忠清は純潔正忠の士に非ず=玉川上水成る=殉死の禁=桝座=秤座=忠清親王を將軍の繼嗣とせんと欲す / 199
  • 一五 堀田備中守正俊夜中將軍に上言して綱吉卿を以て將軍の繼嗣と定む=家綱將軍薨去綱吉卿將軍となる=大老酒井忠清の職を免じ堀田正俊を以て之に代ふ=正俊の嚴正=稻葉正休正俊を江戸城中に刺す / 215
  • 一六 徳松丸夭して綱吉卿亦子なし=奸僧隆光桂昌院殿の寵を得る=隆光綱吉將軍に説いて生類愛憐をなさしむ=世に綱吉將軍を呼んで犬公方と稱す=大成殿=歴朝天皇の御山陵修築 / 233
  • 一七 勅使江戸に至る=淺野内匠頭長矩饗應掛たり=長矩接待の禮法を吉良義英に尋ぬ=義英賄賂を貪つて教えず=長矩梶川興三兵衞と松の廊下に打合はせをなす=義英梶川興三兵衞に打合はせの事を問ふ=長矩乃ち怫然立つて其の場を迯ぐ / 249
  • 一八 吉良義英長矩嘲罵す=内匠頭長矩遂に義英を斬る然れども義英は死に至らざりき=幕府長矩に死を賜ふ=老臣大石良雄と議して長矩の弟大學を以て赤穂城主とするを乞はんとす=大野九郎兵衞のみこれに反對す=義臣五十五名自署血印を以て誓盟せり / 267
  • 一九 多川九左衛門月岡治右衛門の兩人戸田采女の手書を携へて復命す=既にして收城使至る良雄等城を納めて去る=遂に吉良邸を襲ふて讐を復す=幕府大石良雄等の復讐同志に死を賜ふ / 282
  • 二〇 綱吉將軍には遂に世子の出生なく家宣卿甲府より入つて統を嗣ぐ=家宣、家繼在職共に四年=徳川中興の幕主吉宗將軍=大岡越前守忠相=天一坊=家重將軍と家治將軍=田沼父子の專横 / 307
  • 二一 家治將軍薨じ家齊卿一ツ橋家より入つて統を嗣ぐ=田沼家の衰落=松平定信老中となり將軍補佐の任に當る=定信弊政刷新を策す=賢輔名臣幕府に集る=徳川宗室の四賢人=寛政の三忠臣=三博士=三奇士=皇居の御造營 / 321
  • 二二 典仁親王に太上天皇の尊號を奉らんとし松平定信之を反對す=家齋將軍の在職は徳川十五代の將軍中最も久し=文政以後幕綱弛頽急轉直下=大鹽の亂=家慶將軍多く新令を發す=慶喜卿大政を奉還す / 335

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 日本史蹟文庫
著作者等 妹尾 薇谷
書名ヨミ ニホン シセキ ブンコ
書名別名 Nihon shiseki bunko
巻冊次 徳川幕政
出版元 岡田文祥堂
刊行年月 大正2
ページ数 13冊
大きさ 16cm
全国書誌番号
42001074
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言語 日本語
出版国 日本
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