差別語からはいる言語学入門

田中克彦 著

片輪、めくら、特殊部落…。公には使ってはいけないとされるこれらの言葉。しかしなぜこれらは「差別語」であり、使用する側にもされる側にも、そう感じさせるのだろう?例えば「屠殺」の場合、生きているウシと食材としてのギュウという二つの言葉を用意せずにはいられなかった私たちの感覚に、問題を解くカギがあるのではないか。自ら公の場で使用し、糾弾された経験を持つ著者が、一つ一つの言葉が持つ文化的背景などから、差別語の差別語たるゆえんを解読。避けて通ったり排除したりするだけでは何の解決にもならない、日本語の、日本社会の根本問題に取り組む。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 差別語の発見
  • 言語ニヒリズムの邪道
  • ことばは人間が作ったものだから人間が変えられる
  • 蔑視語と差別語
  • サベツ語糾弾が言語体系にもたらす結果について
  • 「オンナ」で考える-サベツ語と語彙の体系性
  • 「片目」で考える-欠損を表わすための専用形
  • ハゲとメクラ-欠如詞(privativa)の概念を検討する
  • 略語のサベツ効果について-「北鮮」から「ヤラハタ」まで
  • 「トサツ」についての予備的考察〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 差別語からはいる言語学入門
著作者等 田中 克彦
書名ヨミ サベツゴ カラ ハイル ゲンゴガク ニュウモン
シリーズ名 ちくま学芸文庫 タ7-3
出版元 筑摩書房
刊行年月 2012.6
ページ数 219p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-09462-9
NCID BB09357759
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22136296
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

Yahoo!ブックマークに登録
この記事をクリップ!
Clip to Evernote
このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想