ベンヤミン危機の思考 : 批評理論から歴史哲学へ

内村博信 著

破壊的暴力へとその身を曝すことによってのみ"生"は束縛から解放される。あらかじめ決定された現在を否定し、精神のアクチュアリティを救うために"批判=批評"は何を為すべきか。アドルノ、デリダ、アガンベンらの議論も捉えきれなかった若きベンヤミンの目眩く思考を追う。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 芸術批評の理論と作品の概念("詩作されたもの"の概念
  • "神話的なもの"の概念
  • 芸術批評の理論)
  • 第2章 法の概念と近代悲劇(法と法の力
  • ギリシア悲劇と近代悲劇における運命の概念
  • 正義と"神的なもの"の概念)
  • 第3章 言語理論と歴史哲学(伝達可能性の逆説性と表現の潜在性
  • 固有名と翻訳可能性
  • 歴史記述の方法としての理念論)
  • 終章 批判=批評と歴史哲学

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ベンヤミン危機の思考 : 批評理論から歴史哲学へ
著作者等 内村 博信
書名ヨミ ベンヤミン キキ ノ シコウ : ヒヒョウ リロン カラ レキシ テツガク エ
出版元 未來社
刊行年月 2012.5
ページ数 244p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-624-01186-4
NCID BB09330901
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全国書誌番号
22115927
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言語 日本語
出版国 日本
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