手の治癒力

山口創 著

痛み、疲労、不安、抑うつ、PTSD、高血圧、孤独感…現代人の心身の不調は「手」で癒せる。話題の身体心理学者が医療の原点「手当て」の驚くべき有効性を最新の科学的知見をもとに明らかにする。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1章 手の治す力、癒す力(医療の原点「手当て」
  • 壁画に残された無数の手の跡
  • 医聖ヒポクラテスは「触れる」ことを重視した
  • プラシーボ効果か催眠効果か
  • 自然治癒力を引き出す触診の力
  • 触れない医療の問題点
  • 啄木も子規も大事にした癒しの手
  • 指先は極めて精巧なセンサー
  • 「ふれあい」がイライラ、不安、疲れをやわらげる)
  • 2章 手は第二の脳(手は脳の出先器官
  • 身体と心の関係
  • 皮膚感覚が心を変える
  • 現代によみがえる手当ての意義)
  • 3章 手をあてるとなぜ心身が癒えるのか(「手当て」のメカニズム
  • 哺乳類が記憶する母親から"舐められた"感覚
  • 痛みを癒す
  • 心のマッサージ
  • 心と体を統合させる手当ての技)
  • 4章 「ふれあい」が深い絆をつくる(「絆ホルモン」オキシトシンの不思議
  • 親子のスキンシップ
  • 夫婦・恋人間の絆を強める
  • 病気回復につながる医療現場のふれあい
  • ふれあい下手な日本人のために)
  • エピローグ 手の力で人はよみがえる(全身の筋肉を緩め、身体感覚を取り戻す
  • 脳ではなく皮膚で考える
  • 「今、ここ」の皮膚感覚に集中する
  • 手を差し伸べる勇気を
  • 人は「手」によって救われる)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 手の治癒力
著作者等 山口 創
書名ヨミ テ ノ チユリョク
出版元 草思社
刊行年月 2012.5
ページ数 181p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-7942-1897-1
NCID BB09300922
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22104465
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想