日本剣客実伝

樋口二葉 著

[目次]

• 標題紙
• 目次
• 「第一」 塚原卜伝
• 一 城外辻堂の怪 / 1
• 二 一躍四天王の首領 / 7
• 三 羽黒山中の大活動 / 14
• 四 赤城山の大試合 / 21
• 五 船中の海賊退治 / 28
• 六 小田原城中の石牢 / 34
• 七 暗涙に咽ぶ悲惨 / 40
• 八 奇禍の夜あらし / 45
• 九 不倶戴天の復讐 / 51
• 十 大坂城内御前試合 / 58
• 「第二」 南岳坊俊明
• 一 吉野山の勇僧 / 64
• 二 堤に響く鼾声 / 73
• 三 郡山城の快戦 / 79
• 四 桂山の闇試合 / 87
• 五 馬入川縁の義気 / 94
• 六 碓氷山下の会合 / 102
• 「第三」 荒木又右衛門
• 一 丈夫が袖の涙 / 108
• 二 酒亭に師弟の盃 / 115
• 三 悪浪士の狼狽 / 123
• 四 柳生邸の鞠問 / 131
• 五 郡山侯の懇望 / 139
• 六 助太刀の義侠 / 146
• 七 伊賀上野の復讐 / 152
• 八 復讐始末の書類 / 159
• 「第四」 岩見重太郎
• 一 巌頭跌坐の隠士 / 176
• 二 柳沢堤の闇闘 / 183
• 三 臨機応変の太刀 / 189
• 四 兄妹袂を絞る / 196
• 五 遺恨愈深し / 203
• 六 岩手山中の怪獣 / 209
• 七 天の橋立の壮烈 / 216
• 「第五」 近藤勇
• 一 活気人を制す / 224
• 二 隊長にて可なり / 230
• 三 四条磧の腥風 / 237
• 四 寺田屋の騒動 / 243
• 五 伏見街路の狙撃 / 249
• 六 甲府に再挙を謀る / 256
• 七 単身敵営に到る / 262

「国立国会図書館デジタルコレクション」より