湯川秀樹 監修 ; 大沢文夫, 片山泰久, 久保亮五, 高木修二, 寺本英, 戸田盛和, 豊田利幸, 中嶋貞雄, 早川幸男, 林忠四郎, 松原武生, 丸森寿夫 編集委員
物質の構造と存在様式を探り、物質を究極的な要素の結合として理解する。これは、20世紀に始まった現代物理学の主要な流れであり、同時に現代物理学を推し進める原動力ともなった考え方である。電子とともに原子を構成するもう1つの実体である原子核とは、いったいいかなるものか。その成り立ちや性質・反応過程などさまざまな角度から考察する。
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