老い衰えゆくことの発見

天田城介 著

"私が私ではなくなってゆく日々"を生きる老人。そして"老い"がもたらす圧倒的現実に翻弄される介護者。互いに相手を思いやりながら、なぜケアの場は歪み、両者の関係は抜き差しならぬものになってしまうのか。複雑な感情に彩られた高齢者ケアの"親密な空間"を、老い衰えゆくことに固有の社会性として発見。柔らかく老いを支える社会制度を、介護の現場から展望する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 できたことが、できなくなる-"どっちつかずの人たち"の心とからだ
  • 第1章 「できる私」へ囚われるということ-生き抜くがために自らを守る
  • 第2章 できなくなっていく家族を介護すること-過去を引きずって現在を生きる
  • 第3章 夫婦で老いるということ-他者に関係を開きつつ閉じてゆく
  • 第4章 施設で老いるということ-耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぶ
  • 第5章 この社会で老いるということ-戦後日本社会のなかの"老い"

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 老い衰えゆくことの発見
著作者等 天田 城介
書名ヨミ オイ オトロエユク コト ノ ハッケン
シリーズ名 角川選書 495
出版元 角川学芸 : 角川グループパブリッシング
刊行年月 2011.9
ページ数 254p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-04-703495-2
NCID BB06898195
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全国書誌番号
21993003
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言語 日本語
出版国 日本
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