道徳を問いなおす

河野哲也 著

「人に親切にしろ」「故郷を愛せよ」「社会のマナーは守ろう」。学校の道徳の時間に教えられてきたのは、このような徳育でしかなく、こういった言葉はもう十分、聞き飽きた。では、いまの時代・社会にフィットした道徳とは何か?また、それをどのようにして、子どもたちに教えたらよいのか?本書では、様々な倫理学の知見を掘り下げながら、哲学的にその本質に迫っていく。ひとりでは生き延びることができない時代に、他者と共に生きるための道徳が求められる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 これまでの「道徳」(和辻の日本人批判
  • 日本の道徳的問題 ほか)
  • 第1章 道徳を語る準備-リベラリズムと教育(人権という中核
  • 悪を禁ずる力 ほか)
  • 第2章 共に生きるための「道徳」(子どもに学ぶ義務があるか
  • シチズンシップの必要性 ほか)
  • 第3章 他者を知り、共感するために-エコロジカル・ケイパビリティ・アプローチ(功利主義と義務論
  • コールバーグの道徳発達理論 ほか)
  • 第4章 道徳には哲学が効く(哲学がもつ批判的思考
  • 意味をつなぐために ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 道徳を問いなおす
著作者等 河野 哲也
書名ヨミ ドウトク オ トイナオス : リベラリズム ト キョウイク ノ ユクエ
書名別名 リベラリズムと教育のゆくえ
シリーズ名 ちくま新書 893
出版元 筑摩書房
刊行年月 2011.3
ページ数 254p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-480-06595-7
NCID BB05187238
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21921769
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想