藤原定家(ふじわらていか)

藤原定家 作 ; 村尾誠一 著

藤原定家。あの『百人一首』の編者。若くして才能を発揮し、「達磨歌」と揶揄される前衛歌を詠んだ。古典の世界の上に立ち、失われた王朝美の再現を目指す唯美的歌風が後鳥羽院の推輓を受け、『新古今和歌集』の撰者の一人となる。以後、歌壇の第一人者として君臨した。承久の乱後『新勅撰和歌集』を撰し、また王朝の古典テキストの継承に多大の功績を果たし、子孫から神のように崇められてその権威を中世に長く誇ったことで知られる。国宝の漢文日記『明月記』数十巻を今に残す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 桜花またたちならぶ
  • 天の原思へばかはる
  • いづくにて風をも世をも
  • 見渡せば花も紅葉も
  • あぢきなくつらきあらしの
  • わすれぬやさはわすれける
  • 須磨の海人の袖に吹きこす
  • 帰るさの物とや人の
  • 里びたる犬の声にぞ
  • 問はばやなそれかとにほふ〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 藤原定家(ふじわらていか)
著作者等 村尾 誠一
藤原 定家
書名ヨミ フジワラ テイカ
書名別名 藤原定家

Fujiwara Teika
シリーズ名 コレクション日本歌人選 011
出版元 笠間書院
刊行年月 2011.2
ページ数 118p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-305-70611-9
NCID BB05527416
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全国書誌番号
21911604
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言語 日本語
出版国 日本
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