松村直道 著
一般社会の目も研究者の関心もとかく都市部に集中しがちだが、地方社会の福祉の現状は、家族福祉の脆弱化、そして高齢者虐待の増加に象徴されるように、今やきわめて深刻である。福祉の分権化の掛け声と裏腹のこの事態をどう克服するか-社会調査の成果を基に、地方社会の福祉の組織化に向けた考察を多角的に展開した本書は、地方自治体職員と研究者の協働を通じ、分権型福祉コミュニティの進展をめざす、時宜にかなった労作である。
「BOOKデータベース」より
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