契約法則より観たる九国条約の効力

杉山直治郎 著

[目次]

  • 標題
  • 目次
  • 一、序論 / 1
  • I 九國條約效力問題再檢討の必要 / 1
  • II 文明諸國に共通なる法の一般原則竝に其の世界輿論に對する地位 / 3
  • III 私法法則と國際法則との相關 / 4
  • IV 一般契約法則の條約理論への一定度の妥當性 / 4
  • V 條約自由・條約神聖の原則と其の現代的意義 / 6
  • 二、九國條約の不備とこれに胚胎する解釋の分立 / 20
  • I 九國條約の存續期間・疑義決定の方法・修正・終了・脫退・廢棄に關する規定の不備 / 20
  • II 疑義決定方法不備と解釋硏究の必要 / 22
  • III 本條約の效力に關する三解釋分立の可能 / 23
  • 三、米式絶對永久條約見解 / 25
  • I 米式絶對永久見解構成の三要分としての改訂・脫退及び廢棄の禁止 / 25
  • II 豫想條項なき理由に基き改訂・脫退・廢棄に締約國の一致を要件とする解釋 / 26
  • III 其の不可能に基く九國條約の絶對永久化の解釋 / 26
  • 四、米式絶對永久條約見解の必然的歸結としての反公序的條約無效性 / 27
  • I 九國條約絶對永久性の謬妄 / 27
  • 1 多邊條約に於ける加入自由と脫退自由との相關竝に永久性と改訂性との相關の常則 / 27
  • 2 敍上規定不備の場合に於ける補正解釋の原則 / 28
  • 3 一般契約に於ける永久拘束の反公序性 / 28
  • 4 「永久條約は可變なり」の國際法上の原則 / 28
  • 5 絶對永久性の結論の謬妄 / 29
  • II 九國條約の形體としての附合性 / 29
  • 1 九國條約成立の經過と其の附合性 / 29
  • 2 附合契約に於ける解釋特則竝に不合理性の推定 / 29
  • 3 附合契約法則の附合條約への妥當の可能性 / 30
  • III 九國條約の實質としての内面的不合理性 / 30
  • 1 附合的九國條約の根本機構の原始的不合理 / 30
  • 2 同條約の支那に對する獅子條約性 / 31
  • 3 同條約の我國に對する不合理性 / 31
  • IV 絶對永久性と内容不合理性との結合に基く九國條約の反公序的自働無效性の歸結 / 33
  • 五、我國に於ける九國條約事情變更理論援用見解と其の省察 / 55
  • I 九國條約の效力に關する我國の中心的論點としての事情變更理論援用見解 / 55
  • II 條約上の事情變更理論に關する學說・前例及び判例の檢討 / 55
  • III 事情變更理論の援用に關する消極私見 / 56
  • 1 事情變更理論否定に關する一般原則的基調の根强き持續 / 56
  • 2 絶對永久條約性及び無效不可能性の二假定の前提下に於ける事情變更理論肯定理念の私見 / 56
  • 3 事情變更理論構成に於ける制約及び效果の煩瑣と反合目的性 / 59
  • 4 九國條約絶對永久性假定の否定と事情變更理論援用說の根抵を形成する永久條約思想前提の纒綿 / 61
  • 5 拔本塞源的解釋着眼の急要 / 62
  • 六、期間の定めなき繼續條約としての各締約國の脫退乃至廢棄權解釋肯定の私見 / 72
  • I 九國條約に於ける期間の定めなき條約性の斷定 / 72
  • 1 意思表示としての永久合意と期間の定めなき合意との區別 / 72
  • 2 期間の定めなき繼續契約の效果としての吿知解約權 / 73
  • 3 不確定期間契約吿知解約則の條約への妥當 / 73
  • 4 一般國際法學說に於ける永久條約と期間の定めなき條約との觀念混同の形跡 / 75
  • 5 九國條約に於ける意思表示の解釋 / 75
  • 6 九國條約に於ける期間の定めなき條約性の論結 / 75
  • II 各締約國に依る九國條約脫退權の肯定 / 75
  • 1 各締約國に依る將來に向ての單獨脫退權の解釋的肯定の私見 / 75
  • 2 九國條約に於ける脫退手續條項欠缺と其の正當歸結 / 76
  • 3 反對諸論の想定と其の批駁 / 77
  • 4 通吿脫退權行使の制約理念と其の具足 / 77
  • III 九國條約自體の廢棄權の肯定 / 79
  • 1 期間の定めなき多邊契約に於ける契約自體の解約吿知權に關する統一原則の未定立 / 79
  • 2 肯定原則の合理性 / 79
  • 3 國際法學說に於ける廢棄權の傳統的否定基調と其の脆弱性 / 80
  • 4 九國條約自體の廢棄權解釋肯定の私見 / 81
  • 七、九國條約の改訂問題と消極私見 / 92
  • I 餘論としての九國條約改訂問題の檢討 / 92
  • II 九國條約の形式的改訂と締約國一致の制約 / 92
  • III 九國條約の解釋的修正の可能と其の姑息的效果 / 93
  • 1 自衞權及び聖務遂行としての九國條約精神の達成 / 93
  • 2 附合契約としての附合國本位解釋の可能 / 94
  • 3 抽象的政策協定としての屈伸的解釋の可能 / 94
  • 4 解釋的修正の煩瑣姑息性 / 95
  • 八、九國條約に關する支那の立場 / 97
  • I 九國條約に關する上陳諸解釋の支那への而况的妥當 / 97
  • II 支那に對する我國との單獨交涉權否定見解の謬妄 / 98
  • 九、結詞 / 100
  • I 私見の要約 / 100
  • II 我國が執るべき態度 / 100
  • III 九國條約效力問題再檢討の要望 / 101

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 契約法則より観たる九国条約の効力
著作者等 杉山 直治郎
書名ヨミ ケイヤク ホウソク ヨリ ミタル クコク ジョウヤク ノ コウリョク
書名別名 Keiyaku hosoku yori mitaru kukoku joyaku no koryoku
出版元 岩波書店
刊行年月 1939
ページ数 102p
大きさ 23cm
NCID BN04814825
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
53009015
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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