過渡期国際法

アー・イー・コローヴィン 著 ; 米村正一 訳

[目次]

  • 標題
  • 目次
  • 譯者小序 / 1
  • 日本版への序文 / 5
  • 第二版への序文 / 9
  • 第一章 ソヴエート法體系に於ける國際法 / 19
  • 第二章 國際關係史に於ける過渡期國際法 / 25
  • 第三章 過渡期國際法の槪念と方法 / 32
  • 一、國際共同體の問題。共同體の槪觀。
  • 二、所謂「智的」共同體とその内容。社會主義型及びブルジヨア型諸國家間の智的共同體の可能性。ソヴエート同盟の國際政策の一般原則。(歷史的例證。プレスト・リトウスクとジエノア。一九二〇年六月十七日、全ソヴエート中央執行委員會に於けるチチエリンの報吿演說。)ソヴエート立法に於けるその具體化-ソヴエート憲法第三、五、二〇、二一條。全ソヴエート中央執行委員會草案とレイスネル・ゴイフバルグ委員會草案。結論-智的共同體の不可能とこれに對應する國際法規範の缺如。部分的例外。
  • 三、經濟的利益(狹義)を基礎とする國際共同體-1、技術的形態に於ける國際交涉。社會主義經濟建設計畫の結果としてのその發展 2、社會的内容を持つ物質的利益の配分に於ける國際交涉。
  • 四、ソヴエート同盟の國際的承認。國際共同體充實の表現としての國際的承認。國家形態は變化するも國際共同體は變化せずといふ通說とその破產。部分的共同體の系としての、ブルジヨア諸國側のソヴエート同盟の部分的承認。
  • 五、過渡期國際法の方法論とマルクス主義的法理論(階級的方法)の進展。法除外の方法。命令的撰擇の方法。修正の方法。對置の方法。
  • 六、過渡期國際法の法源。通說の檢討。社會學的心理學的理論。國際法の基礎的要素としての階級的法意識。過渡期國際法に於ける條約と慣習の交互關係(ブルジヨア・デモクラシーの國際法形態の退化)。
  • 第四章 國際法の主體としての國家 / 66
  • 一、國家の「人格」の問題。ブルジヨア法學に於けるその成立。「神聖なる結盟」の理論と階級的共働體の理論。フランスの現實主義學派とその社會的矛盾。マルクス主義と階級國家理論。資本主義發展の帝國主義時代とソヴエート同盟の階級性。國家以外の國際法の主體。
  • 二、國家主權の問題。主權槪念の歷史。民族自決としての主權。ソヴエート憲法第一部第三章。民族自決の法的形態。デモクラシーの最少限度とその保障(キユールマン對トロツキーの論爭)。ブルジヨア的民族自決と「バルカン化」の方法。セーヴル條約とソヴエート同盟の東邦諸條約。ソヴエート同盟の實踐に於ける古典的主權學說の復活。
  • 三、國家の同權。ヨーロツパの實踐に於ける理論の貧弱な定式化。自由否決權の問題。ソヴエート同盟の反仲裁的地位と國際聯盟。
  • 四、干涉の問題。主權と干涉。經濟的政治的自由主義より歷史的發展に於ける非干涉の原則。十月革命と聯合國の干涉。「救援行爲」「封鎖」「交通禁止の體系」の各段階。國際的規模の階級鬪爭形態としての干涉。
  • 第五章 國際交涉の機關 / 124
  • 一、ソヴエート同盟との外交使節派遣權の諸問題。ウイーン條約の廢棄。外交使節の代替物。(消費組合中央同盟及びロシア赤十字の俘虜處理事務全權)。階級國家の外交使節の法律的構成。治外法權の問題。治外法權の限界。ソヴエート同盟の立法に於ける外交使節權。外交の方法。「秘密條約」の問題とその階級的意義。
  • 二、ソヴエート同盟の領事權。領事と民族ソヴエート代表の問題。民族代表と階級代表の衝突。
  • 三、通商代表。通商人民委員會の地位と條約締結。ロシア・ドイツ紛爭事件。
  • 第六章 國際條約 / 153
  • 一、ソヴエート同盟の最も重要な國際協定。平和條約。居留民及び俘虜交換の協定。經濟的協定。政治的條約。技術的協定。博愛主義的協定。保障條約。
  • 二、ソヴエート國際條約の法律的效力。條件變動條款と社會革命。賛成論者反對論者の法學論爭。ブレスト・リトウスク條約の破棄。外債の破棄。その法律的根據。
  • 第七章 戰時法の根本問題 / 199
  • 一、現代戰時法發展の三段階。一九一四年の世界大戰迄、大戰後、ソヴエート同盟鬪爭の法律的經驗。
  • 二、世界大戰の結果としてのハーグ協約の危機。ソヴエート同盟に對するその意義。
  • 三、開戰。開戰宣言。法的規範とその内容。バルカン戰爭及び世界帝國主義戰爭の經驗。階級的自己防衞としてのソヴエート戰爭。
  • 四、國家の交互關係としての戰爭。交戰者及び俘虜の問題。階級的區分。ポーランドの三級制度。非軍人俘虜及び階級的人質の制度
  • 五、害敵手段の問題。銃後の攪亂。被壓迫階級の革命的共働。交驩。
  • 六、戰時占領の問題。その法律的性質の論爭。民族戰爭及び階級戰爭の結果としてのハーグ占領法規の危機。革命委員會、「ソヴエート化」、「ソヴエート解消」。
  • 七、中立の問題。世界大戰の經濟の結果としての中立の破綻。中立の過渡形態。戰爭からの社會主義的脫退と中立の復古。
  • 第八章 成果と結論 / 257

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 過渡期国際法
著作者等 Korovin, E. A.
Korovin, Evgenii Aleksandrovich
米村 正一
アー・イー・コローヴィン
書名ヨミ カトキ コクサイホウ
書名別名 Katoki kokusaiho
出版元 改造社
刊行年月 1933
ページ数 262p
大きさ 19cm
NCID BN07544465
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全国書誌番号
60002238
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言語 日本語
原文言語 ロシア語
出版国 日本
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